散華の麗人

皆が笑える世界

しばらくすると、風麗と与吉郎が来た。
風麗は元に居た位置に座った。
「与吉郎。今すぐに農民から食糧を買い取れ。」
「御意にござります。」
与吉郎は一正に返事をすると、外に出た。
「さってと。明日の準備でもするか♪」
「陛下……」
(祭、するんだ。)
一正に風麗は呆れた。
「まぁ。ゆっくりせろや。食糧を買い取るまでは時間あるし。明日をお楽しみに~♪つーわけで、じゃあなっ☆」
(じゃあなっじゃない!!)
風麗とリアンは思った。
一正が部屋を出るのを見て、風麗は後に付いて行った。
「下がりなさい。」
「はい。」
リアンに言われた闇夜も部屋を出ると、部屋にはリアン1人になった。.
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