【短】女子高生と幽霊
最近はレイさんと遊んでばかりで夏休みの宿題をすっかり忘れていた。

今やらないと夏休み最終日間で引きずると思い机に宿題を広げた。



までは良かったが、全然分からない。こんなの習ったっけ?と思う物ばかり。早くも挫折しそう…。


「なーにしてんの?勉強?だよね?さっきからペン動いてないけど勉強だよね?」

遠回しに勉強できないんだって言われてる気がする。


「教えてあげようか?」

「いいです」

「…おじさん教師目指してたって言ってたじゃん?だから…」

「大丈夫」

「はいはい。教えて欲しくなったら言いなよ」


***30分後


わからない。

教科書見てもわからない。


レイさんはニヤついてるし。
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