【短】女子高生と幽霊
放心状態の中、残された手紙をひらいた。


『芽衣へ

この手紙を読んでるってことは約束破ってロフトに来たな??

そんで、俺はいないよな。

もう成仏の時だと少し前から気づいていたけど、芽衣の悲しむ顔が見たくなくて避けてた。

ごめんな。

芽衣と過ごした時間すっごい濃くて、楽しかった。ありがとう。

お礼と言っちゃなんだが折り紙のバラをプレゼントします。

PS 水族館行けなくてごめんな』
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