【短】女子高生と幽霊

「えっとー何て呼べばいいでしょーか？」

幽霊さん？城田さん？それとも名前か？そもそも名前知らないや。


「そうだなぁ。幽霊だから…“レイ”で！」

「レイさんですか…？」


「そうそう！良いセンスしてるっしょ？」


ドヤ顔されても。


「じゃあ、しばらくよろしくな、えっとー…」


名前なんだっけと、笑った。確かに教えていなかった。


「芽衣です。芽衣って言います」


「芽衣ね。こんな汚いおっさんだけどよろしくー」


「よろしくお願いします？」


さて仲良くやっていけるのか？

等の本人（？）は楽しそうに笑っていらっしゃる。


つられてこっちも少し笑ってしまった。

他の人からみたらかなり怪しいなぁ。なんて思いながら。