恋愛放棄~洋菓子売場の恋模様~
◇
最初は。
みさの抱えてることとか。
話してくれたらいいのに。
友達なのにって。
だけど
「付き合ってることにしちゃえばいいのかな」
その一言に
瞬間、頭が真っ白になるくらいの苛立ち。
形だけでもとか
それすら、手に入れられなかった私に
悔しい。羨ましい。
友達らしく、振舞ってるのか
本当に友達と思ってるのか
自分でももうわからなくなってきた
「潔い」
私は見苦しい。
何もしなかったくせに
他の人に逃げたくせに
責める資格なんてないのに
ベッドの中で蹲る
これ以上、私の内側が漏れ出さないように
最初は。
みさの抱えてることとか。
話してくれたらいいのに。
友達なのにって。
だけど
「付き合ってることにしちゃえばいいのかな」
その一言に
瞬間、頭が真っ白になるくらいの苛立ち。
形だけでもとか
それすら、手に入れられなかった私に
悔しい。羨ましい。
友達らしく、振舞ってるのか
本当に友達と思ってるのか
自分でももうわからなくなってきた
「潔い」
私は見苦しい。
何もしなかったくせに
他の人に逃げたくせに
責める資格なんてないのに
ベッドの中で蹲る
これ以上、私の内側が漏れ出さないように