堕天使~迷い~
青春
やっと
見えた光
今まで一人だった
その時は
何も聞こえなかった
何も見えなかった
何一つとして受け入れようとしていなかった
怖くて
寂しくて
虚しくて
心の中にぽっかり空いた穴は埋まりはしなかった
自分で体を抱きしめてみる
人を求めてみる
それでも満たせれはしなかったし
人は私を助けてはくれなかった
けれど、暗闇に射した一筋の光は
眩しく、美しかった
それは
私の
初めての光
もう見ることのない青春の
光