【短編】狼少女と先生と。
「大丈夫かなー。」
能力者の編入生って
学校内でも差別されること多いから。
というか、
この上ない不良学生だったな。
「てか、もうあんま時間ないじゃん!」
せっかく休めるかと思ったのに。
諦めて授業の準備しに行くか。
夜にでもあいつの所に行って
今日の話でもするかな。
彼女にまた会えるかな・・・?
そんなことを思う自分にも
笑えてきてしまう。
つくづく未練がましい男だな、
俺は。