恋愛は人間とするものです。

彼は続ける。

「その角ばったエラに
僕は目が離せない。
タラコのような唇に
僕はキスしたいと思う。
シラスのように小さい手を
僕は…僕は…
握りたいと思う」

いや、握らないで。

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