カタオモイからはじまる恋
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小学校上がる前に
あたしと遥姫ちゃんは出会ったのだ。

ケーキ屋にいることが好きで
いつもケーキ屋にいた。

出会った日もあたしはケーキ屋にいた。

そのとき、遥姫ちゃんが来た。

可愛くてプリンセスのような子が現れた。


それであたしの食べていた
カップケーキをみて近づいてきた。

「なんの味?」

「チョコだよ!パパの作るチョコカップケーキが世界一うまいんだよ♪」

「じゃーハルちゃんもそれ食べるー!ママ〜チョコカップケーキ食べたい♪」

笑顔が可愛らしい女の子。

「名前聞いてなかった!お名前は?」

「メイだよ」

「あたしの名前はハルキ!よろしくね♪」

これがあたし達の出会いだった。

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遥姫ちゃんが海外に行くと知った時
悲しくて毎日泣いていた。


でも、また会うことができた。


これはきっとすべて悠稀のおかげだ。
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