カタオモイからはじまる恋
「ここ俺の寝る場所なわけ。そんなとこでイチャコラされるの困るんだけど。」
イチャコラアアアァ?
「イチャコラなんてしてません。凪海とあたしはただの友達なので。」
「瑆のこと好きとか、嘘だろ?」
「はい?何言ってるんですか?」
あー、我慢できない。
あたしより悠稀ははるかに身長高いけど、胸ぐら掴みたいぐらいむかつく。
「あーわかった。瑆が振り向いてくれないから凪海で我慢してるんだ~」
微笑みながら言うヤツ。
凪海なんか言ってやれ!!って、
なに地面に座って携帯いじってるの!!
「あんた本当にバカだよね。なんもわかっちゃいない。ただのバカ。」
「それは、お前じゃねーの?ふっ」