カタオモイからはじまる恋
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「メイ…なんでいるの?」
今あたしの目の前にはカイラが居まして、隣には悠稀が居まして、ここは悠稀の家の玄関です。
何この状況は!
え、修羅場?ちゃうか。
って勘違いされてる気が…
「え、あの、違うの!カイラの考えてるようなことじゃないから!こ、これは」
「何2人付き合ってるの?」
「いや、だからね、これは」
「ありえない」
いやいや、ありえないのはこっち!
コイツ(悠稀)と付き合ってるって勘違いされてるのがありえないよ!
誰がコイツとなんか。
ってなんか言ってよ!
と必死に目で訴えても悠稀は無言。
「だから、カイラ違うって」
「帰る」
はい、なぜこの状況になったのか
数分遡りましよう。