カタオモイからはじまる恋

「大丈夫?」

あれ?痛くない。

目を開けると爽翔さんがあたしを抱えていた。

「だ、大丈夫です」

「良かった〜心臓止まるかと思ったよ」

顔の近くでその笑顔は反則。

ずっと見ていると爽翔さんの顔がどんどん赤くなっていく…耳まで

「トマトみたい」

心のつぶやきを声に出してしまった。

「あ、早く行こ!車乗って」


時にはかっこよくて、時には可愛くて

きっと他の女の子だったら
ベタ惚れだったんだろうな〜



爽翔さんは
笑顔が1番似合う王子様


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