俺のこと好きになるの禁止だから!!
「……れもだよ…。」
え?
「え?ツバサ?何か言った?」
「はぁ?なんも言ってね~よ。」
それ以上聞いても彼は何も答えなかった。
「イジワル~」
「なんだよ?初めから知ってるだろ?俺がイジワルなのは」
「は?自分で言うかな~?」
「ははははは」
これから学校に戻ったら…練習だ…
出来るかな?練習……
「ふぅー。ま、今日の練習は遅れるかな?誰かさんが寄り道したからな」
「ッ、ツバサッ!!」
「なんだよ、文句ある?好きなんだろ?」
………え!?き、聞こえ…
ツバサが首を傾け私の顔を覗き込む。
「お前さっきコンビニで言ってたじゃないか?」
「だだだ、だって~~~」
ツバサは笑ってこっちを見てる。
…ん?コンビニ?
「大丈夫。安心しろよ。無事だからな。」
ぶ、、、無事って…?
「お前の濡れているホットケーキ!」
そっちかい!!
「あははは、俺お前のそういう顔好きだな。」