俺のこと好きになるの禁止だから!!
私は先生の後についていきながら、職員室に入った。
―ガラガラ―
「…あっ」
職員室に入ると目に飛び込んできたのは神野君。
何も言わず、こっちを見ている。
…か、カッコイイ。
黙っているだけならホントいいんだよなぁ。
ただ、待たされているだけでも絵になるだなんて、なんかずるい。
「お、待たせたな、神野。」
「先生、遅いですよ。」
「悪いな」
はぁ〜、
神野君ってこうして見ると本当にカッコイイ。
そばにいるだけでドキドキするよ。
でも、惜しいな。
女嫌いなんだよなぁ…。
さっきだって…。
「秋野、ほら」
「え?あっ!?え?」
先生から机の上にあった一枚のプリントをもらった私。
そそくさと、プリントの表紙に書かれた『補習用』を神野君に見られないように折り曲げた。
「ところで、先生…」
神野君が口を開く。
「演技のアドバイスか?う~ん?」
雪村先生と神野君、演技について話し合っているみたい。
「ついでだから、お前も考えろ秋野!」
何で、私も。
「お前、主演だぞ?」
そう先生に言われしばらくここにいることになってしまった。
「俺は、発声練習とかした方がいいと思うんですが…」
「神野の言うことはもっともだが他にも、しないといけないことはあるな…」
いろいろ話をしているんだけど、結局、私には一つも理解出来ないまま話が進んでいる。
それにしても、神野君。
勉強もそうだけど、演劇も一生懸命で偉いよなぁ。
口が悪い。
女嫌い。
態度が冷たい。
って噂では聞いてたけど、いい人っぽいよ。
先生には。
「ロミオとジュリエットは恋人同士の物語だからな~」
悩む先生。
「特別な特訓がいるな」
すると、とんでもない提案がその口から飛び出した。
―ガラガラ―
「…あっ」
職員室に入ると目に飛び込んできたのは神野君。
何も言わず、こっちを見ている。
…か、カッコイイ。
黙っているだけならホントいいんだよなぁ。
ただ、待たされているだけでも絵になるだなんて、なんかずるい。
「お、待たせたな、神野。」
「先生、遅いですよ。」
「悪いな」
はぁ〜、
神野君ってこうして見ると本当にカッコイイ。
そばにいるだけでドキドキするよ。
でも、惜しいな。
女嫌いなんだよなぁ…。
さっきだって…。
「秋野、ほら」
「え?あっ!?え?」
先生から机の上にあった一枚のプリントをもらった私。
そそくさと、プリントの表紙に書かれた『補習用』を神野君に見られないように折り曲げた。
「ところで、先生…」
神野君が口を開く。
「演技のアドバイスか?う~ん?」
雪村先生と神野君、演技について話し合っているみたい。
「ついでだから、お前も考えろ秋野!」
何で、私も。
「お前、主演だぞ?」
そう先生に言われしばらくここにいることになってしまった。
「俺は、発声練習とかした方がいいと思うんですが…」
「神野の言うことはもっともだが他にも、しないといけないことはあるな…」
いろいろ話をしているんだけど、結局、私には一つも理解出来ないまま話が進んでいる。
それにしても、神野君。
勉強もそうだけど、演劇も一生懸命で偉いよなぁ。
口が悪い。
女嫌い。
態度が冷たい。
って噂では聞いてたけど、いい人っぽいよ。
先生には。
「ロミオとジュリエットは恋人同士の物語だからな~」
悩む先生。
「特別な特訓がいるな」
すると、とんでもない提案がその口から飛び出した。