俺のこと好きになるの禁止だから!!
二人で入り口をくぐると、目の前に現れたのは古い映画の宣伝ポスター。
「うわっ!」
その絵は何度も何度も絵具で塗りつぶされたような濃い色をした人物画だった。
「それ、レプリカなんだ。」
「へ~」
あたりを見回すと、映画館の壁に一列になるようポスターが何枚も貼ってある。
右手の方のポスターを伝っていくと2階へ続く階段とスクリーンへと向かう大扉。
左手には売店がありショーウィンドウにおじいさんが一人立っていた。
すると、急に入り口付近にいたおじいさんから声をかけられた。
「お?偉く若いお客さんだね?チケットはこちらだよ。」
「2人で2000円だね。」
親しげに話すツバサ。
「いや~、最後に来てくれたんか~嬉しいよ!!」
「えぇ。まぁ…。」
「彼女とデートかい?嬉しいねぇ~」
そう言われ急につないでいた手を放した。
「え?いや、私はち、ちが…。」
「はっはっは。若いっていいね。お客さん楽しんでおいで。」
そう言いチケットを切るおじいさん。
「ども。」
「うわっ!」
その絵は何度も何度も絵具で塗りつぶされたような濃い色をした人物画だった。
「それ、レプリカなんだ。」
「へ~」
あたりを見回すと、映画館の壁に一列になるようポスターが何枚も貼ってある。
右手の方のポスターを伝っていくと2階へ続く階段とスクリーンへと向かう大扉。
左手には売店がありショーウィンドウにおじいさんが一人立っていた。
すると、急に入り口付近にいたおじいさんから声をかけられた。
「お?偉く若いお客さんだね?チケットはこちらだよ。」
「2人で2000円だね。」
親しげに話すツバサ。
「いや~、最後に来てくれたんか~嬉しいよ!!」
「えぇ。まぁ…。」
「彼女とデートかい?嬉しいねぇ~」
そう言われ急につないでいた手を放した。
「え?いや、私はち、ちが…。」
「はっはっは。若いっていいね。お客さん楽しんでおいで。」
そう言いチケットを切るおじいさん。
「ども。」