シルティアの魔術師
「タートス!今度、リドル陛下の外交に随行する事になったの。」


彼女の両親が他界してから約半年。ようやく彼女に笑顔が戻った。


リドル陛下は努力する彼女を正当に評価し、彼女を重要な役目に任命する事が多くなった。



1つ仕事を与えられる度に、彼女の笑顔が輝く。



そんな彼女を見ていて、いつか私も彼女の隣で同じ仕事をしたいー…


そう、思っていた。
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