シルティアの魔術師
漆黒の空に、稲妻のような光の筋が現れ、その主はゆっくりと姿を現しました。


現れたのは羽毛が生えた蛇のようにも見える風貌をした巨大な龍。


あまりにも圧倒的な存在に、その場の時間が一瞬止まります。


巨大な龍・ケツァルコアトルが地響きのような声を上げると、その下に竜巻のような大きな風の渦が発生しました。
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