シルティアの魔術師
何故か今回は、私は何らかの光によってどこかに飛ばされる事はなく、エリスと共に、タートスと共にただ悲しいほどに静かな日々を過ごしました。


その間、まるで心を失ったかのように虚ろな瞳をしているエリスの側に、タートスはただ無言のまま寄り添い続けておりました。



そして2週間が経ったある日。



そんな日々に1つの変化が訪れました。
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