シルティアの魔術師
「陛下。…レオ殿下の救出を私にご用命下さいませ。」
その瞬間、せわしなく動いていたブライトン陛下の視線はエリスの眼に止まりました。
そしてその表情は一瞬にして引きつったものとなりました。
「何を言い出すかと思えば…王宮付きでもない者が我が息子を救出だと?怪物共と接しているうちに、頭がおかしくなったのではないか?」
言葉を切り、今度は彼女を強く睨みつけます。
「第一、王宮付きでもない癖にどうやって息子の事を嗅ぎつけたのだ?私の弱みでも握りにきたのか?」
その瞬間、せわしなく動いていたブライトン陛下の視線はエリスの眼に止まりました。
そしてその表情は一瞬にして引きつったものとなりました。
「何を言い出すかと思えば…王宮付きでもない者が我が息子を救出だと?怪物共と接しているうちに、頭がおかしくなったのではないか?」
言葉を切り、今度は彼女を強く睨みつけます。
「第一、王宮付きでもない癖にどうやって息子の事を嗅ぎつけたのだ?私の弱みでも握りにきたのか?」