シルティアの魔術師
「シルフ、ありがとう。…でも気をつけて。この奥には、きっとあいつがいるわ…。」


シルフが、神妙な面持ちで頷きます。
…どうやら、この奥には更に恐ろしい何かがいるようです。


エリス達は慎重に森の更に奥へと足を進めました。


森の中は恐ろしい程にひっそりと静まり返り、エリスの足音のみが静かに響いていました。
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