シルティアの魔術師
シルティアに着くと、エリスは王宮へと向けて更に馬を走らせました。


彼女の腕には、怪我をした子ども。


その子どもがレオ殿下だと知っている街の人々は、驚きの表情で彼らを見ていました。


エリスはその人々に目を向ける事なく、ただ真っ直ぐに王宮へと駆けて行きました。
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