シルティアの魔術師
それは、矢でした。


一本目が放たれたのを皮切りに、次々と矢が放たれて行きます。



ー金色の鳥を、目指して。



空を羽ばたく金色の鳥は何故かその矢を避けて逃げる事はありませんでした。



ただ、光を放ちながらその場に羽ばたき続ける鳥ー。


それはまさしくー太陽でした。
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