君が好き。~完璧で女嫌いなカレとの恋~
「うん!待ってるからね!」
「はいはい」
翔ちゃんと二人、自然と笑顔になる。
翔ちゃんと私は、男と女で端から見たら友情は成立しないんじゃないの?って思うかもしれない。
でも、私達の間でその友情は成立しているのよ。
だってこんなにも信頼できて、一緒にいると居心地がいいんですもの。
ーーーーーーーー
ーーーーー
「…あら、櫻田さん。おはよう」
「おはよう」
月曜日の朝、身仕度を整え秘書課へと行き、東野さんのスケジュールを確認しに行くと、最近妙に居合わせてしまう橘さんがいた。
「今日も愛しの東野さんと行動を共に出来るんでしょ?おのろけしてもよろしくてよ?」
「おのろけって…。別に橘さんが期待しているような展開なんて一つもないわよ?」
互いに手帳にスケジュールを書きながら、毎朝恒例の口論を繰り広げる。
「あら、そうなの?ところで櫻田さん知ってる?」
「何を?」
「そりゃあなたと東野部長の噂に決まってるでしょ?あの女嫌いの東野部長が、女のあなたと行動を共にし、一緒に仕事をしているのよ。噂にならないわけないじゃない。良かったわね?せめて噂の中で付き合えて」
「はいはい」
翔ちゃんと二人、自然と笑顔になる。
翔ちゃんと私は、男と女で端から見たら友情は成立しないんじゃないの?って思うかもしれない。
でも、私達の間でその友情は成立しているのよ。
だってこんなにも信頼できて、一緒にいると居心地がいいんですもの。
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「…あら、櫻田さん。おはよう」
「おはよう」
月曜日の朝、身仕度を整え秘書課へと行き、東野さんのスケジュールを確認しに行くと、最近妙に居合わせてしまう橘さんがいた。
「今日も愛しの東野さんと行動を共に出来るんでしょ?おのろけしてもよろしくてよ?」
「おのろけって…。別に橘さんが期待しているような展開なんて一つもないわよ?」
互いに手帳にスケジュールを書きながら、毎朝恒例の口論を繰り広げる。
「あら、そうなの?ところで櫻田さん知ってる?」
「何を?」
「そりゃあなたと東野部長の噂に決まってるでしょ?あの女嫌いの東野部長が、女のあなたと行動を共にし、一緒に仕事をしているのよ。噂にならないわけないじゃない。良かったわね?せめて噂の中で付き合えて」