君が好き。~完璧で女嫌いなカレとの恋~
『すみません。まだ修理の者が到着していなくて…もうしばらくお待ち下さい』
「ったく!何やってんだよ!」
ドアを思いっきり叩き、座り込む東野さん。
ヤバイな…
そろそろ夏を迎える今の季節。
密室ということもあり、暑さが 増していた。
その暑さのせいか、さっきから視界がぼやけ、少し気持ち悪く吐き気も出てきてしまっていた。
「つーかあちぃな…」
そう言いながらスーツを脱ぎ、ワイシャツの裾をまくりネクタイを緩めるその姿を見て、様になってるなと思いつつも、私も腕をまくり、ハンカチで汗を拭う。
それからまた時間が過ぎたが、動く気配のないエレベーター。
ヤバイ…さすがにまずくなってきた。
座っているのも辛いよ―…
我慢出来なくなり、そっと私は横になった。
「…おい、どうした?」
気付かれたくなかったけど、当たり前のように気付かれてしまった。
「すみません…ちょっと体調が悪くなってしまって…」
意識が朦朧とする。
気持ち悪い…
「暑さにやられたんだな…くそっ!」
そう言うと東野さんは立ち上がりまた緊急用のボタンを勢い良く叩く。
「おい!病人だ!早くしろ!」
「ったく!何やってんだよ!」
ドアを思いっきり叩き、座り込む東野さん。
ヤバイな…
そろそろ夏を迎える今の季節。
密室ということもあり、暑さが 増していた。
その暑さのせいか、さっきから視界がぼやけ、少し気持ち悪く吐き気も出てきてしまっていた。
「つーかあちぃな…」
そう言いながらスーツを脱ぎ、ワイシャツの裾をまくりネクタイを緩めるその姿を見て、様になってるなと思いつつも、私も腕をまくり、ハンカチで汗を拭う。
それからまた時間が過ぎたが、動く気配のないエレベーター。
ヤバイ…さすがにまずくなってきた。
座っているのも辛いよ―…
我慢出来なくなり、そっと私は横になった。
「…おい、どうした?」
気付かれたくなかったけど、当たり前のように気付かれてしまった。
「すみません…ちょっと体調が悪くなってしまって…」
意識が朦朧とする。
気持ち悪い…
「暑さにやられたんだな…くそっ!」
そう言うと東野さんは立ち上がりまた緊急用のボタンを勢い良く叩く。
「おい!病人だ!早くしろ!」