君が好き。~完璧で女嫌いなカレとの恋~
今日は確か1日中外回りだったわ。
「分かったなら早く支度しろ。俺は駐車場で待ってるから」
「はい!すぐに!」
やってしまった。
迷惑だけは掛けないようにと心がけていたのに。
とにかく急がなくちゃ!
そう思い慌てて準備をし、駐車場へと向かった。
ーーーーーーーー
ーーーーー
「…………」
移動の際はいつも東野さんの運転。そんな貴重な時間を私は東野さんを見つめてはウットリしながら過ごす。
社の車はあるけど、禁煙のためタバコを吸えないのは嫌だからっていつも東野さんのプライベート車で移動している。
そんな東野さんの車に仕事という理由で毎回乗れる私は、なんて幸せ者なんだろうと思う。
「…あっ、櫻田、スケジュール変更だ」
「えっ…あっ、はい?」
ウットリと見つめていたものだから、すぐに頭が働かず。慌てて手帳を取り出す。
「来週の月曜から三日間、大阪の方へ出張が入った」
「大阪ですか。…遠いですね」
「副社長に急に言われてな。それで今回は櫻田も同伴で頼む」
「…え?」
「お前も行くんだ。準備しておけよ」
えぇー!?
「分かったなら早く支度しろ。俺は駐車場で待ってるから」
「はい!すぐに!」
やってしまった。
迷惑だけは掛けないようにと心がけていたのに。
とにかく急がなくちゃ!
そう思い慌てて準備をし、駐車場へと向かった。
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「…………」
移動の際はいつも東野さんの運転。そんな貴重な時間を私は東野さんを見つめてはウットリしながら過ごす。
社の車はあるけど、禁煙のためタバコを吸えないのは嫌だからっていつも東野さんのプライベート車で移動している。
そんな東野さんの車に仕事という理由で毎回乗れる私は、なんて幸せ者なんだろうと思う。
「…あっ、櫻田、スケジュール変更だ」
「えっ…あっ、はい?」
ウットリと見つめていたものだから、すぐに頭が働かず。慌てて手帳を取り出す。
「来週の月曜から三日間、大阪の方へ出張が入った」
「大阪ですか。…遠いですね」
「副社長に急に言われてな。それで今回は櫻田も同伴で頼む」
「…え?」
「お前も行くんだ。準備しておけよ」
えぇー!?