君が好き。~完璧で女嫌いなカレとの恋~
なんとなくだけど、藤原さんはきっと橘さんの気持ちを知ってると思うのよね。
…本当のところ、どうなんだろう。
お互いもういい歳だし、藤原さんも色々考えたりしないのかな?
橘さんのこと、そんなに好きじゃないけど、やっぱりなんだか藤原さんとうまくいってほしいのよね。
私と同じで長年片想いしているんたもの。
橘さんの想いが藤原係長へ伝わればいいのにな…。
ーーーーーーー
ーーーー
「櫻田。それじゃ月曜の朝、七時に東京駅で」
「はい。分かりました」
「じゃあお疲れ」
「お疲れ様でした」
深々と頭を下げ、営業部の皆さんに挨拶をし、営業部を後にする。
東野さんは打ち合せがあるらしく残業。
私は月曜のことがあるからと先に帰してもらってしまった。
…いつものことだけど、なんだか申し訳ない。
まぁ…、でもまだ秘書課に戻って雑務があるから帰れないんだけどね。
「お疲れ様です」
挨拶をし、秘書課へと入るが珍しく誰もいなかった。
「…あれ?もうみんな帰ってしまったのかしら」
まぁ、もう就業時間過ぎてるし、残業ゼロを目指す我が社では珍しくない光景。
…本当のところ、どうなんだろう。
お互いもういい歳だし、藤原さんも色々考えたりしないのかな?
橘さんのこと、そんなに好きじゃないけど、やっぱりなんだか藤原さんとうまくいってほしいのよね。
私と同じで長年片想いしているんたもの。
橘さんの想いが藤原係長へ伝わればいいのにな…。
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「櫻田。それじゃ月曜の朝、七時に東京駅で」
「はい。分かりました」
「じゃあお疲れ」
「お疲れ様でした」
深々と頭を下げ、営業部の皆さんに挨拶をし、営業部を後にする。
東野さんは打ち合せがあるらしく残業。
私は月曜のことがあるからと先に帰してもらってしまった。
…いつものことだけど、なんだか申し訳ない。
まぁ…、でもまだ秘書課に戻って雑務があるから帰れないんだけどね。
「お疲れ様です」
挨拶をし、秘書課へと入るが珍しく誰もいなかった。
「…あれ?もうみんな帰ってしまったのかしら」
まぁ、もう就業時間過ぎてるし、残業ゼロを目指す我が社では珍しくない光景。