君が好き。~完璧で女嫌いなカレとの恋~
「さて、と」
自分のデスクに腰掛け、書類に目を通す。
東野さんとの出張は夢のようで楽しみだけど、仕事の面でミスだけはしないようにしなくちゃ!
「えっと...商談の相手は大手のインテリア雑貨を扱うところか」
うちの会社の雑貨を売り込むってわけね。
「失礼だけはしないようにしないとな」
そしてほんの少しでいいから東野さんと何か進展がありますように...
――――――
――――
「翔ちゃん、送ってくれてありがとうね」
「あぁ、気を付けてな」
「うん!お土産買ってくるから楽しみにしててね」
月曜の朝、駅まで遠いからって翔ちゃんは車で送ってくれた。
「それじゃ行ってきます」
「菜々子!」
シートベルトを外し、車から降りようとした時、急に翔ちゃんが腕をつかみ引き止める。
「...翔ちゃん?」
いつもとは違う様子の翔ちゃん。
何?どうしたんだろう。
ジッといつもとは違う表情で見つめてくる翔ちゃんから、私は目が離せずにいた。
自分のデスクに腰掛け、書類に目を通す。
東野さんとの出張は夢のようで楽しみだけど、仕事の面でミスだけはしないようにしなくちゃ!
「えっと...商談の相手は大手のインテリア雑貨を扱うところか」
うちの会社の雑貨を売り込むってわけね。
「失礼だけはしないようにしないとな」
そしてほんの少しでいいから東野さんと何か進展がありますように...
――――――
――――
「翔ちゃん、送ってくれてありがとうね」
「あぁ、気を付けてな」
「うん!お土産買ってくるから楽しみにしててね」
月曜の朝、駅まで遠いからって翔ちゃんは車で送ってくれた。
「それじゃ行ってきます」
「菜々子!」
シートベルトを外し、車から降りようとした時、急に翔ちゃんが腕をつかみ引き止める。
「...翔ちゃん?」
いつもとは違う様子の翔ちゃん。
何?どうしたんだろう。
ジッといつもとは違う表情で見つめてくる翔ちゃんから、私は目が離せずにいた。