君が好き。~完璧で女嫌いなカレとの恋~
幸せな甘い日々
「えぇっ!?一晩一緒にいたのにエッチしてー..」
「シーシーシー!!」
周りに人がいるっていうのに、橘さんってばあまりに大きな声で恥ずかしいことを言うものだから、思わず両手で橘さんの口を塞いでしまった。
そんな私の両手を払いのけ、ぐっと私との距離を縮める橘さん。
「なによ!私達高校生じゃないのよ?27にもなって何もないわけないじゃない」
「悪かったわね!何もなくて。別にいいでしょ?それに...」
私はただ、東野さんと思いが通じ会えただけで充分幸せなの。
「それに?なによ」
昨日のことを思い出すと、つい顔が火照ってしまう。
「ちょっと櫻田さん、質問に答えなさいよ」
「もうちゃんと報告したでしょ?」
ー...昨日の夜。
東野さんに抱きしめられたまま、いつの間にか眠ってたなんて言えないわ。
でも、幸せな朝を迎えられた。
だって目が覚めたら東野さんに抱きしめられたままの状態で、寝顔を見ることが出来て。
うっ...!
思い出しただけで顔がにやけそうだわ。
「あ~あ。せっかく気を利かせて部屋に戻らなかったっていうのに。つまらないの」
「つまらないって...」
あれ?
そういえば昨夜、橘さんはどこにいたのかしら。
「そういえば橘さんは昨日の夜は、どこにいたの?」
「えっ!?」
さっきまでとは違い、急に動揺し始めた橘さんに何かあると確信した。
「ちょっと何よ!人には散々聞き出しておいて、自分だけは何も言わないなんて、言わせないわよ!そういえば昨日ビーチから藤原係長といい雰囲気だったわよね?」
「えっ!べっ、別にー...」
怪しい!!
「まさか橘さんも昨日の夜は藤原係長と一緒にー...?」
そう言いかけた時、今度は逆に私が口を塞がれてしまった。
「ちょっと!会社の人が沢山いるんだから、そんな大きな声で言わないでちょうだい!」
そう言うと、私の口を離す。
「嘘ー!本当に!?本当に藤原係長とうまくいったの?」
小声で聞くと、橘さんは頬を赤らめ、そっぽ向きながら照れくさそうに話し出した。
「...まぁ、ね」
うわぁ!
本当なんだ!
やだ。嬉しい。
「ちょっ!何泣いてるのよ!」
「シーシーシー!!」
周りに人がいるっていうのに、橘さんってばあまりに大きな声で恥ずかしいことを言うものだから、思わず両手で橘さんの口を塞いでしまった。
そんな私の両手を払いのけ、ぐっと私との距離を縮める橘さん。
「なによ!私達高校生じゃないのよ?27にもなって何もないわけないじゃない」
「悪かったわね!何もなくて。別にいいでしょ?それに...」
私はただ、東野さんと思いが通じ会えただけで充分幸せなの。
「それに?なによ」
昨日のことを思い出すと、つい顔が火照ってしまう。
「ちょっと櫻田さん、質問に答えなさいよ」
「もうちゃんと報告したでしょ?」
ー...昨日の夜。
東野さんに抱きしめられたまま、いつの間にか眠ってたなんて言えないわ。
でも、幸せな朝を迎えられた。
だって目が覚めたら東野さんに抱きしめられたままの状態で、寝顔を見ることが出来て。
うっ...!
思い出しただけで顔がにやけそうだわ。
「あ~あ。せっかく気を利かせて部屋に戻らなかったっていうのに。つまらないの」
「つまらないって...」
あれ?
そういえば昨夜、橘さんはどこにいたのかしら。
「そういえば橘さんは昨日の夜は、どこにいたの?」
「えっ!?」
さっきまでとは違い、急に動揺し始めた橘さんに何かあると確信した。
「ちょっと何よ!人には散々聞き出しておいて、自分だけは何も言わないなんて、言わせないわよ!そういえば昨日ビーチから藤原係長といい雰囲気だったわよね?」
「えっ!べっ、別にー...」
怪しい!!
「まさか橘さんも昨日の夜は藤原係長と一緒にー...?」
そう言いかけた時、今度は逆に私が口を塞がれてしまった。
「ちょっと!会社の人が沢山いるんだから、そんな大きな声で言わないでちょうだい!」
そう言うと、私の口を離す。
「嘘ー!本当に!?本当に藤原係長とうまくいったの?」
小声で聞くと、橘さんは頬を赤らめ、そっぽ向きながら照れくさそうに話し出した。
「...まぁ、ね」
うわぁ!
本当なんだ!
やだ。嬉しい。
「ちょっ!何泣いてるのよ!」