君が好き。~完璧で女嫌いなカレとの恋~
東野部長の秘書
我が社には決まりがあり、部長クラスより必ず秘書がつく。
なんでもミスなくゆとりをもって仕事が出来るようにっていうような、そんな理由らしい。
……らしいって言うか、教えてもらったんだけど忘れてしまっているという事実。
とにかくとにかく!
これは大事件なわけですよ。
「えぇ~やったじゃん!菜々子!いいきっかけなんじゃねぇの?」
「うんうん!もうさ、私も聞いた時は驚いちゃったよ。だって…だってねぇ!?」
つい興奮してしまい、翔ちゃんの背中をバンバンと思いっきり叩いてしまった。
「いって!痛ぇけど、気持ち分かるぜ。今日は許してやる」
「あ~…もうどうしたらいいだろう。東野さんの秘書なんて」
今日もまた芋焼酎飲み飲み、つい東野さんの秘書姿の自分を想像しては、うっとりしてしまう。
「そりゃあれだろ?完璧に仕事こなしてさ、出来る女をアピールだよ。それで菜々子があの手この手を使って女嫌いを治してやりゃいいじゃん」
今日は桜子は友達と飲み会のため、翔ちゃんが珍しくお酒の相手をしてくれていた。
「えぇ~…そんな簡単に言うけど、女嫌いを治すなんて無理だと思うけど…」
なんでもミスなくゆとりをもって仕事が出来るようにっていうような、そんな理由らしい。
……らしいって言うか、教えてもらったんだけど忘れてしまっているという事実。
とにかくとにかく!
これは大事件なわけですよ。
「えぇ~やったじゃん!菜々子!いいきっかけなんじゃねぇの?」
「うんうん!もうさ、私も聞いた時は驚いちゃったよ。だって…だってねぇ!?」
つい興奮してしまい、翔ちゃんの背中をバンバンと思いっきり叩いてしまった。
「いって!痛ぇけど、気持ち分かるぜ。今日は許してやる」
「あ~…もうどうしたらいいだろう。東野さんの秘書なんて」
今日もまた芋焼酎飲み飲み、つい東野さんの秘書姿の自分を想像しては、うっとりしてしまう。
「そりゃあれだろ?完璧に仕事こなしてさ、出来る女をアピールだよ。それで菜々子があの手この手を使って女嫌いを治してやりゃいいじゃん」
今日は桜子は友達と飲み会のため、翔ちゃんが珍しくお酒の相手をしてくれていた。
「えぇ~…そんな簡単に言うけど、女嫌いを治すなんて無理だと思うけど…」