君が好き。~完璧で女嫌いなカレとの恋~
あの東野さんにだよ!?
そう思い、私も営業部へと足を踏み入れた瞬間、思いもよらぬ言葉が耳に入ってきた。
「バーカ!男前なのは当たり前。つーか早く仕事しろよ。今日、俺の奢りで飲みに行くんだろ」
……えっ?
「やべ!そうだった!」
「ウザイ女もいなくなったし、今夜はぱぁーっとだな!」
「早く外回り行っちまおうぜ」
東野さんの言葉に部内は活気に溢れる。
そして東野さんを見ると、今までに一度も見たことがない笑顔。
えぇー!なっ、なんですか東野さん!その人をも殺しかねない、殺人的スマイルは!!
だけどそのスマイルは私を見るなりすぐに消滅した。
「櫻田、ちょっとこっち」
「えっ…あっ、はい!」
部長とかかれたデスクに腰を沈め、その目の前に立った私を無表情のまま見つめる東野さん。
その視線が私の胸をより一層高鳴らせるが、私はあくまで平常心を装ってその視線に耐えていた。
「櫻田…悪いが先に言っておく。お前は必要ねぇから」
「……え?」
いきなりの東野さんの発言に私は随分と間抜けな顔をしているに違いない。
だって…ねぇ?
いきなり必要ないって…
そう思い、私も営業部へと足を踏み入れた瞬間、思いもよらぬ言葉が耳に入ってきた。
「バーカ!男前なのは当たり前。つーか早く仕事しろよ。今日、俺の奢りで飲みに行くんだろ」
……えっ?
「やべ!そうだった!」
「ウザイ女もいなくなったし、今夜はぱぁーっとだな!」
「早く外回り行っちまおうぜ」
東野さんの言葉に部内は活気に溢れる。
そして東野さんを見ると、今までに一度も見たことがない笑顔。
えぇー!なっ、なんですか東野さん!その人をも殺しかねない、殺人的スマイルは!!
だけどそのスマイルは私を見るなりすぐに消滅した。
「櫻田、ちょっとこっち」
「えっ…あっ、はい!」
部長とかかれたデスクに腰を沈め、その目の前に立った私を無表情のまま見つめる東野さん。
その視線が私の胸をより一層高鳴らせるが、私はあくまで平常心を装ってその視線に耐えていた。
「櫻田…悪いが先に言っておく。お前は必要ねぇから」
「……え?」
いきなりの東野さんの発言に私は随分と間抜けな顔をしているに違いない。
だって…ねぇ?
いきなり必要ないって…