君が好き。~完璧で女嫌いなカレとの恋~
今朝の人って...あっ!もしかして翔ちゃんのこと?
大貫さんに見られていたんだ...。
ふと感じる視線。
そうだった!東野さんが一緒にいるんだった!!
「ちっ、違います!!確かに今朝送ってきてもらいましたけど、あれは幼馴染みで...」
「そうなの?遠目だったから、はっきり見えなかったけど、爽やかそうなイケメンだったから、櫻田さんとお似合いだなって思ったんだけどなぁ」
おっ、お似合いだなんて!!東野さんの前でそんなやめてほしい。
「大貫さん、今は仕事中です。そんな下らないこと言ってないで行きますよ」
東野さん...。
一度もこちらを見ることなく先に歩き出した東野さん。
「あっ、ちょっと待ってよ!」
その後を追う大貫さん。
...東野さん、変に誤解してないかな?
一度も目を合わせてくれなかった。
「櫻田、取り合えず仕事に戻ろう」
「はい...」
なんでこんなにも、うまくいかないんだろう。
ただ、東野さんが好きなだけなのにー...
ーーーーーーー
ーーーーー
「藤原係長、終わりました」
作成した書類を藤原係長に差し出す。受け取り
一つ一つ確認する藤原係長。
「うん...ありがとう。助かったよ。時間も過ぎてるし、今日はもう上がっていいよ」
「えっ...でも」
「いいから。ちょっと」
手招きする藤原係長に近付くと、そっと耳打ちしてきた。
「東野、珍しく今日は早くあがれそうだってさっき言ってたんだ。だから櫻田も早くあがって二人でデートでもしてくれば?...奈津美は俺が誘ってどうにかするからさ」
「藤原係長...」
「早く誤解もといた方がいいだろ?きっと東野、見た感じ、妬いてると思うしな。お疲れ」
「すみません、お疲れ様でした!」
藤原係長に一礼し、デスクに戻り片付けをする。
チラッと見るが、東野さんと大貫さんの姿はなかった。
荷物を整理し、みんなに挨拶を済ませる。
「藤原係長、東野さん達は?」
「あー...いないね。いいよ、俺から二人には櫻田はあがったって伝えておくから」
「すみません、じゃあお願いします」
大貫さんに見られていたんだ...。
ふと感じる視線。
そうだった!東野さんが一緒にいるんだった!!
「ちっ、違います!!確かに今朝送ってきてもらいましたけど、あれは幼馴染みで...」
「そうなの?遠目だったから、はっきり見えなかったけど、爽やかそうなイケメンだったから、櫻田さんとお似合いだなって思ったんだけどなぁ」
おっ、お似合いだなんて!!東野さんの前でそんなやめてほしい。
「大貫さん、今は仕事中です。そんな下らないこと言ってないで行きますよ」
東野さん...。
一度もこちらを見ることなく先に歩き出した東野さん。
「あっ、ちょっと待ってよ!」
その後を追う大貫さん。
...東野さん、変に誤解してないかな?
一度も目を合わせてくれなかった。
「櫻田、取り合えず仕事に戻ろう」
「はい...」
なんでこんなにも、うまくいかないんだろう。
ただ、東野さんが好きなだけなのにー...
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「藤原係長、終わりました」
作成した書類を藤原係長に差し出す。受け取り
一つ一つ確認する藤原係長。
「うん...ありがとう。助かったよ。時間も過ぎてるし、今日はもう上がっていいよ」
「えっ...でも」
「いいから。ちょっと」
手招きする藤原係長に近付くと、そっと耳打ちしてきた。
「東野、珍しく今日は早くあがれそうだってさっき言ってたんだ。だから櫻田も早くあがって二人でデートでもしてくれば?...奈津美は俺が誘ってどうにかするからさ」
「藤原係長...」
「早く誤解もといた方がいいだろ?きっと東野、見た感じ、妬いてると思うしな。お疲れ」
「すみません、お疲れ様でした!」
藤原係長に一礼し、デスクに戻り片付けをする。
チラッと見るが、東野さんと大貫さんの姿はなかった。
荷物を整理し、みんなに挨拶を済ませる。
「藤原係長、東野さん達は?」
「あー...いないね。いいよ、俺から二人には櫻田はあがったって伝えておくから」
「すみません、じゃあお願いします」