君が好き。~完璧で女嫌いなカレとの恋~
翔ちゃんが作ってくれた朝御飯はやっぱりいつも通り美味しかった。
「...ねぇ、桜子。今日は仕事早く終わる?」
「あ?なんで急に」
いつものようにお行儀悪く食べる桜子。
「うん...たまにはさ、私と桜子でご飯作らない?」
「えー...面倒だな」
「そう言わないでさ!...こうやって三人で暮らせるのも、あと少しじゃない。今まで翔ちゃんのおかげでやってこれた部分は沢山あるしさ」
「まぁ...そりゃ確かに」
「でしょ?どうかな?」
お箸を口にくわえながら考え込む桜子。
「まぁ翔太には、確かに世話になってるし。分かったよ。手伝う」
桜子の言葉につい笑顔になってしまう。
「良かった!決まりね!...じゃあさ、桜子から翔ちゃんに連絡しておいてもらえる?夜ご飯は私と桜子で作るからって」
「なんで?菜々子しておいてよ。つーか私だと忘れそうだしよ」
「きっとさ、桜子から連絡もらった方が翔ちゃんも嬉しいと思うんだ!なかなかないじゃない?桜子からご飯作るから~なんて連絡」
「...分かったよ。連絡しとく」
ごめん、桜子。
「うん!よろしくね」
私から連絡なんてしたら、翔ちゃん嫌だと思うから...。
夜には三人でいつもみたいに過ごしたいな。笑って楽しんで。
ーーーーーーーー
ーーーーー
ーー
「...で?櫻田さんはどうするの?」
「...いつも思っていたんだけど、橘さんって本当に直球勝負!みたいなところがあるわよね」
あれから出勤して、昨日のこともあり、なんとなく東野さんと、どう接したらいいのか分からなかったけど、いつも通り挨拶したら、東野さんもいつも通り挨拶を返してくれた。
そこからは仕事が忙しくて、まともに話す暇もなく、ただ今休憩時間。...なぜか今日も私の目の前には橘さん。
「ちょっとその言い方、失礼じゃなくて?私はいつも櫻田さんの心配をしているっていうのに」
「それはありがとう。だったら、今日こそはちゃんとランチ代、割り勘よ!」
私の話を聞いてくれるって言って一緒にランチ行くと、必ず奢らされちゃうんだから!
「...ねぇ、桜子。今日は仕事早く終わる?」
「あ?なんで急に」
いつものようにお行儀悪く食べる桜子。
「うん...たまにはさ、私と桜子でご飯作らない?」
「えー...面倒だな」
「そう言わないでさ!...こうやって三人で暮らせるのも、あと少しじゃない。今まで翔ちゃんのおかげでやってこれた部分は沢山あるしさ」
「まぁ...そりゃ確かに」
「でしょ?どうかな?」
お箸を口にくわえながら考え込む桜子。
「まぁ翔太には、確かに世話になってるし。分かったよ。手伝う」
桜子の言葉につい笑顔になってしまう。
「良かった!決まりね!...じゃあさ、桜子から翔ちゃんに連絡しておいてもらえる?夜ご飯は私と桜子で作るからって」
「なんで?菜々子しておいてよ。つーか私だと忘れそうだしよ」
「きっとさ、桜子から連絡もらった方が翔ちゃんも嬉しいと思うんだ!なかなかないじゃない?桜子からご飯作るから~なんて連絡」
「...分かったよ。連絡しとく」
ごめん、桜子。
「うん!よろしくね」
私から連絡なんてしたら、翔ちゃん嫌だと思うから...。
夜には三人でいつもみたいに過ごしたいな。笑って楽しんで。
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「...で?櫻田さんはどうするの?」
「...いつも思っていたんだけど、橘さんって本当に直球勝負!みたいなところがあるわよね」
あれから出勤して、昨日のこともあり、なんとなく東野さんと、どう接したらいいのか分からなかったけど、いつも通り挨拶したら、東野さんもいつも通り挨拶を返してくれた。
そこからは仕事が忙しくて、まともに話す暇もなく、ただ今休憩時間。...なぜか今日も私の目の前には橘さん。
「ちょっとその言い方、失礼じゃなくて?私はいつも櫻田さんの心配をしているっていうのに」
「それはありがとう。だったら、今日こそはちゃんとランチ代、割り勘よ!」
私の話を聞いてくれるって言って一緒にランチ行くと、必ず奢らされちゃうんだから!