君が好き。~完璧で女嫌いなカレとの恋~
「はい。こんな感じでどうかしら」
鏡を渡され見ると、そこにはプロが施したような完璧なヘアメイクをされた自分が写っていた。
「…すごい」
ただ感心してしまうばかりだ。
「元が良いからよ。さて、早く行かないと間に合わないわよ」
「あっ…本当だ!」
時計を見ると、待ち合わせ15分前。
「橘さん!本当にありがとう。…助かったわ」
「どういたしまして。また会場でね」
橘さんにお礼を伝え、慌てて地下駐車場へと向かった。
ーーーーーーーー
ーーーーー
「東野さん!お待たせしました!」
地下駐車場へと向かうと、既に東野さんの姿があり、車に寄りかかっては煙草を吸っていた。そんな姿に見惚れてしまい、1分は話しかけられずにいたことは、置いといて。
声を掛けたというのに、なぜか動く気配がない。
「…東野さん?」
フリーズしたような表情を浮かべる東野さんに、不安を抱く。
えっ!もっ、もしかして怒ってるとか、そう言った話以前に私の格好がヤバかった!?
気合い入れすぎ?
何も言わない東野さんに不安が募るばかり。
「あっ、あの―…?」
恐る恐る再度声を掛けると、やっと口を開いてくれた。
「わりぃ。見惚れてた」
「...えぇー!?」
鏡を渡され見ると、そこにはプロが施したような完璧なヘアメイクをされた自分が写っていた。
「…すごい」
ただ感心してしまうばかりだ。
「元が良いからよ。さて、早く行かないと間に合わないわよ」
「あっ…本当だ!」
時計を見ると、待ち合わせ15分前。
「橘さん!本当にありがとう。…助かったわ」
「どういたしまして。また会場でね」
橘さんにお礼を伝え、慌てて地下駐車場へと向かった。
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「東野さん!お待たせしました!」
地下駐車場へと向かうと、既に東野さんの姿があり、車に寄りかかっては煙草を吸っていた。そんな姿に見惚れてしまい、1分は話しかけられずにいたことは、置いといて。
声を掛けたというのに、なぜか動く気配がない。
「…東野さん?」
フリーズしたような表情を浮かべる東野さんに、不安を抱く。
えっ!もっ、もしかして怒ってるとか、そう言った話以前に私の格好がヤバかった!?
気合い入れすぎ?
何も言わない東野さんに不安が募るばかり。
「あっ、あの―…?」
恐る恐る再度声を掛けると、やっと口を開いてくれた。
「わりぃ。見惚れてた」
「...えぇー!?」