君が好き。~完璧で女嫌いなカレとの恋~
差し出された手を取ることなく、私は三田社長の胸ぐらを掴んだ。
「なっ…何をするっ!」
突然の行為に、ただ慌てる三田社長。
もう社長とは思えない醜態。
「三田社長、あなたは人間のクズですね。社長なら何を言っても何をやっても許されると思っているんですか?」
「なっ、なんだとっ!?」
「あなたみたいな人間のクズに頭を下げるくらいなら、ボコボコにして仕事辞めてやります。…女の私にだってプライドはありますから!」
掴んでいた胸ぐらを勢い良く離すと、フラフラのオヤジはその反動で床に転げ落ちる。
……言ってしまった。
東野さんのいる前で!
でも…後悔していない。
こんなオヤジにペコペコ頭を下げて、ヤられるくらいなら、こっちから辞表叩きつけて辞めてやるわよ。…東野さんに気持ちくらいは伝えてからね。
そんなことを1人悶々と考えていると
「アッハハハハ!」
「えっ…?」
突然聞こえてきた笑い声。
後ろを振り向くと、そこにはお腹を抱えて笑う東野さんの姿があった。
えぇーっ!?
あっ、あの東野さんがお腹を抱えて笑ってる!?
なっ、なんてレアな一面!
カメラがあったら直ぐ様収めたい気分だわ!
「なっ…何をするっ!」
突然の行為に、ただ慌てる三田社長。
もう社長とは思えない醜態。
「三田社長、あなたは人間のクズですね。社長なら何を言っても何をやっても許されると思っているんですか?」
「なっ、なんだとっ!?」
「あなたみたいな人間のクズに頭を下げるくらいなら、ボコボコにして仕事辞めてやります。…女の私にだってプライドはありますから!」
掴んでいた胸ぐらを勢い良く離すと、フラフラのオヤジはその反動で床に転げ落ちる。
……言ってしまった。
東野さんのいる前で!
でも…後悔していない。
こんなオヤジにペコペコ頭を下げて、ヤられるくらいなら、こっちから辞表叩きつけて辞めてやるわよ。…東野さんに気持ちくらいは伝えてからね。
そんなことを1人悶々と考えていると
「アッハハハハ!」
「えっ…?」
突然聞こえてきた笑い声。
後ろを振り向くと、そこにはお腹を抱えて笑う東野さんの姿があった。
えぇーっ!?
あっ、あの東野さんがお腹を抱えて笑ってる!?
なっ、なんてレアな一面!
カメラがあったら直ぐ様収めたい気分だわ!