君が好き。~完璧で女嫌いなカレとの恋~
いつかこの大きな背中に何の断りもなく抱きつける日が来るのかしら…?
…いや、そう近い未来ではなさそうってことだけは断言出来るわね。
どうやったら東野さんは、私のことを好きになってくれる?
女の人は嫌いなままでいいから、私だけ。私だけを好きになって欲しい…
「櫻田、さっきから何を1人でぶつぶつと呟いているんだ?」
「……へ?…えぇっ!?わっ、私、声に出してしまってましたか!?」
「あぁ。後ろからぶつぶつと聞こえてきたよ」
嘘ー!うそー!?じゃっ、じゃあ…
「私が何て言ってたかも…聞こえてました?」
「まさか。そこまで地獄耳じゃない。後ろから聞こえてきてなんだか不気味だ。辞めろ」
「…はい、すみません」
うぅ。さっきの笑い顔は嘘だったんじゃないの?ってくらいいつものペースの東野さん。
天国に上り詰めた途端に地獄に落とされた気分だわ。
「…変な女」
「えっ…?」
東野さん、今何か言った?聞き取れなかったわ
「別に。早く帰るぞ。明日も仕事だ」
「あっ…はい!」
さっきの東野さんの話が気になりつつも。
櫻田菜々子。
彼とのラブラブな未来へ一歩前進…かな?
…いや、そう近い未来ではなさそうってことだけは断言出来るわね。
どうやったら東野さんは、私のことを好きになってくれる?
女の人は嫌いなままでいいから、私だけ。私だけを好きになって欲しい…
「櫻田、さっきから何を1人でぶつぶつと呟いているんだ?」
「……へ?…えぇっ!?わっ、私、声に出してしまってましたか!?」
「あぁ。後ろからぶつぶつと聞こえてきたよ」
嘘ー!うそー!?じゃっ、じゃあ…
「私が何て言ってたかも…聞こえてました?」
「まさか。そこまで地獄耳じゃない。後ろから聞こえてきてなんだか不気味だ。辞めろ」
「…はい、すみません」
うぅ。さっきの笑い顔は嘘だったんじゃないの?ってくらいいつものペースの東野さん。
天国に上り詰めた途端に地獄に落とされた気分だわ。
「…変な女」
「えっ…?」
東野さん、今何か言った?聞き取れなかったわ
「別に。早く帰るぞ。明日も仕事だ」
「あっ…はい!」
さっきの東野さんの話が気になりつつも。
櫻田菜々子。
彼とのラブラブな未来へ一歩前進…かな?