君が好き。~完璧で女嫌いなカレとの恋~
週末明けの本日、月曜日。
営業部は今日も朝から大忙し。
雑用しかまだ出来ないけど、やっぱりこうやって身体を動かしている方が仕事をしてるって思うのよね。
「櫻田さん、いつも申し訳ないです」
「小山君!」
頼まれたコピーをしていると、申し訳なさそうに小山君が話し掛けてきた。
「俺の仕事、皆さん櫻田さんの方が早いからって…迷惑かけてすみません」
「そんなことないよ。やっぱり仕事楽しいし」
「でも、櫻田さんは東野部長の秘書じゃないですか。そんな人にこんな下っぱの雑用をやらせてしまってて、俺、なんだか東野部長にも申し訳なくて…」
小山君…
そっか。そうだよね…。
私、土曜日に翔ちゃんに言われたばかりなのにもう忘れていた。
私は東野さんの秘書として頑張りたいって。
それに、コピーだって小山君の立派な仕事なんだものね。
それを取り上げてしまっていた。
「こちらこそごめんなさい。私、知らず知らずのうちに迷惑かけちゃってたね」
「えっ…なんでそうなるんですか?俺は別に―…」
「はいはい!無駄口はそこまで。小山、これ開発部に回してきて」
営業部は今日も朝から大忙し。
雑用しかまだ出来ないけど、やっぱりこうやって身体を動かしている方が仕事をしてるって思うのよね。
「櫻田さん、いつも申し訳ないです」
「小山君!」
頼まれたコピーをしていると、申し訳なさそうに小山君が話し掛けてきた。
「俺の仕事、皆さん櫻田さんの方が早いからって…迷惑かけてすみません」
「そんなことないよ。やっぱり仕事楽しいし」
「でも、櫻田さんは東野部長の秘書じゃないですか。そんな人にこんな下っぱの雑用をやらせてしまってて、俺、なんだか東野部長にも申し訳なくて…」
小山君…
そっか。そうだよね…。
私、土曜日に翔ちゃんに言われたばかりなのにもう忘れていた。
私は東野さんの秘書として頑張りたいって。
それに、コピーだって小山君の立派な仕事なんだものね。
それを取り上げてしまっていた。
「こちらこそごめんなさい。私、知らず知らずのうちに迷惑かけちゃってたね」
「えっ…なんでそうなるんですか?俺は別に―…」
「はいはい!無駄口はそこまで。小山、これ開発部に回してきて」