イジワル上司のヒミツ
「そうだね…」


マコトさんと、顔を見合わせる私。



ふぅ、なんとか大丈夫みたいだね。

一安心…


さっきは、どうなることかと思ったけど…(汗)



私もなんだか力が抜けて、椅子にもたれかかって座った。






すると、マコトさんがペットボトルのジュースを差し出した。




「お疲れさま!良かったら、飲んで」

「ありがとうございます!」


マコトさんから、ペットボトルを受け取る私。




「美玲ちゃんがいて、本当に助かったよ。今回は、僕も結構焦ったからね」


そう言って笑うと、マコトさんもペットボトルのジュースを開けていた。




「でも、見事に終わらせましたね!さすがプロ!間近で見てて、感動しました!」

「ハハ。湊といると、よくこんなピンチが起きるんだ(汗)湊は、仕事にはストイックだからね。自分のわがままを通しても、やり切るんだ」



なるほど。

なんとなくわかってたけど、やっぱりわがままなんだね(汗)




「美玲ちゃんも大変だろ?湊といると、よくハプニングが起きるから…」




「そう…ですね、ハハハ…」


ここは、笑っとくしかないな。
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