嘘つきアリスの秘密の放課後
「南都ー、言われたとおり連れてきたぞ。」
中にはいると2人の男子がいた。
猫のぬいぐるみを抱いてるかわいい感じの人と携帯をいじってる物凄くモテそうな人。
こっちに気づいたのかかわいい感じの子がベッドを指差しながら、
「ミナちゃん、さっきからずっと寝てるよ。」
と、伝えるとここまで連れてきた男がベッドの方へと向かった。
すると、「さっさと起きろ、南都!」の声の後に何かが床に落ち「痛たたた」と頭をさする白衣の男が出てきた。
「なんや、斗織~。蹴り落とすとこはないやろ~。」
「雑用押し付けた張本人が寝てんじゃねーよ。」
斗織と呼ばれた男は、空いているソファに座った。
「お、この子がアリスちゃんか~。結構美人さんやな。」
南都と呼ばれた白衣の男はニコニコしながらじっと栞那を眺める。
「あの…えっと…私…」
栞那が口を開と、何かに気づいたかのようにポンと手を叩いた。
「あぁ、ごめんな。皆そろーたら自己紹介と説明をするから少し待っとってな。」
そういうと、作業机に行き何かの書類に目を通し始め保険室は静まり返った。
-----10分後
あれから誰かが来るというわけでもなく誰かが話すということなく未だに沈黙が続いていた。
(暇だな…。いつまで待っていれば…。職員室にも行かないといけないし。しょうがない…)
「あの…!」
しかし、栞那の声はすぐに誰かに打ち消されてしまった。
「おい!離せっつてんだろ!誠!いくらテメーでも殴るぞ!」
ドアのすぐそこから大きな声が聞こえたと思うとドアが開き男の子が結構な勢いで放り込まれた。
「痛っ!誠!人はもっと丁寧に扱え!ケガしたらどーすんだよ!」
男の子がドアに向かってしゃべるとまた1人、保険室に入ってくる。
「保険室だ。安心して頭でも打て。」
酷いことをサラリと言った黒縁眼鏡をかけた男は放り込まれたいかにも不良の男の襟をもつと南都先生?のところまで歩き出した。
「南都。揃ったぞ。」
「その様やな、そんじゃ、自己紹介といこうか。」
そういうと、南都は栞那に手招きをする。
栞那は首を傾げながから向かうと「ここに座り。」と椅子を出された。
栞那は言われたとおりにいすに座る。
保険室にいる男子達の視線が突き刺さる。
「んじゃ、まずはこの子やからな。皆も知っとると思うけど今年のアリスに選ばれた淺霧栞那ちゃんや。一年でクラスは玲君と同じB組やな。」
「えっと…宜しくお願いします。」
何がなんだか分からないがこんだけ注目されて何もいわない訳には行かないので一応挨拶はしとく。
「ほんじゃ次、同じ一年の玲君。」
「はーい。」
中にはいると2人の男子がいた。
猫のぬいぐるみを抱いてるかわいい感じの人と携帯をいじってる物凄くモテそうな人。
こっちに気づいたのかかわいい感じの子がベッドを指差しながら、
「ミナちゃん、さっきからずっと寝てるよ。」
と、伝えるとここまで連れてきた男がベッドの方へと向かった。
すると、「さっさと起きろ、南都!」の声の後に何かが床に落ち「痛たたた」と頭をさする白衣の男が出てきた。
「なんや、斗織~。蹴り落とすとこはないやろ~。」
「雑用押し付けた張本人が寝てんじゃねーよ。」
斗織と呼ばれた男は、空いているソファに座った。
「お、この子がアリスちゃんか~。結構美人さんやな。」
南都と呼ばれた白衣の男はニコニコしながらじっと栞那を眺める。
「あの…えっと…私…」
栞那が口を開と、何かに気づいたかのようにポンと手を叩いた。
「あぁ、ごめんな。皆そろーたら自己紹介と説明をするから少し待っとってな。」
そういうと、作業机に行き何かの書類に目を通し始め保険室は静まり返った。
-----10分後
あれから誰かが来るというわけでもなく誰かが話すということなく未だに沈黙が続いていた。
(暇だな…。いつまで待っていれば…。職員室にも行かないといけないし。しょうがない…)
「あの…!」
しかし、栞那の声はすぐに誰かに打ち消されてしまった。
「おい!離せっつてんだろ!誠!いくらテメーでも殴るぞ!」
ドアのすぐそこから大きな声が聞こえたと思うとドアが開き男の子が結構な勢いで放り込まれた。
「痛っ!誠!人はもっと丁寧に扱え!ケガしたらどーすんだよ!」
男の子がドアに向かってしゃべるとまた1人、保険室に入ってくる。
「保険室だ。安心して頭でも打て。」
酷いことをサラリと言った黒縁眼鏡をかけた男は放り込まれたいかにも不良の男の襟をもつと南都先生?のところまで歩き出した。
「南都。揃ったぞ。」
「その様やな、そんじゃ、自己紹介といこうか。」
そういうと、南都は栞那に手招きをする。
栞那は首を傾げながから向かうと「ここに座り。」と椅子を出された。
栞那は言われたとおりにいすに座る。
保険室にいる男子達の視線が突き刺さる。
「んじゃ、まずはこの子やからな。皆も知っとると思うけど今年のアリスに選ばれた淺霧栞那ちゃんや。一年でクラスは玲君と同じB組やな。」
「えっと…宜しくお願いします。」
何がなんだか分からないがこんだけ注目されて何もいわない訳には行かないので一応挨拶はしとく。
「ほんじゃ次、同じ一年の玲君。」
「はーい。」