幽霊女に恋をした。



あの小さな動く部屋は、来るとき



よりもずっと早く、外につながる



部屋について、義父様は平然と外に



出て行った。






義父様は、建物から出ると



すぐのところに止まっていた



車…だっけ?




のそばまで行った。





すると、すぐに中から男の人が出てきて




「おかえりなさいませ」



といって、車の扉を開けた。





義父様は何も言わずにその中に入って



いった。






勝手に入るのって、どうかとは



思うけど…





龍さんのためだから…



許してくださいっ!




「お邪魔しますっ…!」





< 238 / 357 >

この作品をシェア

pagetop