幽霊女に恋をした。



「おっはようございまーすっ!!龍さん、朝ですよーっ」




「…うっせぇ……」




いつも通りの龍さんの反応に



少し呆れる。





せっかく付き合ってるのに、なにも



変わらないんだもんなぁ…






「ほら、起きて!遅刻しますよ?」



「んー。」




もぞもぞと起き上がった龍さんは



ふわっと微笑みながら





「おはよ」




と言ってくれた。






そんな些細なことでも嬉しくなる。








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