幽霊女に恋をした。
「俺は生きるよ。この世界で、大切な仲間と一緒に」
「…はいっ……!」
私は、いつも通りに元気よく
返事をした。
その瞬間、金色の光が強くなった。
「龍さん、今までありがとう」
そういうと、龍さんは微笑んだ。
「こっちのセリフだよ。ありがとな、晴」
と言って、私をもう一度強く
抱きしめた龍さん。
私も、それに応えるように龍さんに
抱き着く。
「龍さん…」
「ん?」
「…愛してます」
「俺も。愛してる」