幽霊女に恋をした。


総司…?



すごく懐かしい感じがする…


けど、んーーーー…




やっぱり思い出そうとすると


ぼんやりとしか浮かんでこない。




もう一人の私は、その男の人


を見つけて嬉しそうに声を上げた。




男の人もにこにこと笑っているのが


見える。




そこで、景色が歪んできた。




________________




「あ…あれ…」



目を覚ますと、いつもの龍さんの


家の風景だった。




「あ、起きた?」



「わっ!!龍さん!」



「…そんな驚くことねぇだろ」




だって!急に後ろから出てきたら



お化けかと思うじゃない!!




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