Woman
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「ねぇ、明奈~!
もう、卒業して一ヶ月経ったよ~!
どこの面接受けるかも決まってないじゃん!」
うちに泊まりにきている優美は
職が決まらなーい
ってご機嫌ななめ。
パジャマ姿で携帯いじりながら言われても
説得力がない。
『私は無駄な面接は受けない。
働きたいって思った所があったら
落ちても落ちても面接うける。』
「それもそれでどうかと思うよー。」
笑いながら突っ込む優美。
『優美は何で受けないの?』
「んー、明奈が働きたい所は
きっと私も働きたいとこな気がするから!」
『意味わかんないし。』
そう、言い放ちドレッサーの前に行って
朝風呂で濡れた髪を乾かす。