Woman
そう言うと、優美の手は止まり
私を見た。
「え、明奈に容姿を褒められると
めちゃくちゃ嬉しいんですけど。」
とても驚いた顔で私を見る優美。
『え?私は優美にとって
どんな存在なのそれ。』
私は優美の反応がおかしくて
笑いながら突っ込んだ。
「んー、とりあえず美意識高くて
痩せてて、でも、胸もあるし
肌も綺麗で、顔も整ってて
とりあえず美の先輩とか美のリーダー。」
『ぶっ。』
ついつい、吹き出してしまうほど
大真面目な顔で言って来る優美。