Woman
そして、賭け事やゲームの大好きな涼さんから
私達3人は3万円を貰い
店を出た。
涼さんは一人残って
売り上げや店の管理をするらしい。
手伝うといったが、
自分の宝は
自分で磨く
ってカッコいい事を言われ
帰らされるはめに。
そして、今、舞さんと優美と
バス停でバスを待っている。
「舞さん、前から涼さんはみんなと出掛けたり
賭け事したりが好きなんですか?」
夜の静かなバス停で沈黙を破ったのは優美だった。
「そうねぇ…まあ、好きだったけど
スタッフとは行かなかったわよ。
わたしとは旅行行ったりだのしてくれてたけど
あまりスタッフに性格が
気にいる人がいなかったみたい。」
そう言って舞さんは私達の方を微笑んで見た。