Woman
「いらっしゃいませ、コース料理はもう
お持ちしてもよろしいでしょうか?」
長いエプロンにベスト、カッターシャツに
蝶ネクタイといかにもバーって感じの
制服のお兄さん。
「はーい。」
淡白な返事で返す涼さん。
何故かとゆうと、来て早々デンモクをまじまじと見ている。
それに、気づいたお兄さんは涼さんに
微笑みながら
「カラオケ始められても結構ですよ?」
といい、それを聞いた瞬間、
ありがとうございます!
と涼さんは子供みたいにデンモクをいじりだした。
それをみてみんな爆笑。
「っぷ!涼さん可愛い!!」
「相変わらずですね。笑」
『ぷっ、涼さん素直。』
みんなから、色々言われ我に返った涼さんは
「うるさい!」
と言って顔真っ赤にしていた。
そんなこんなで笑い転げてると
最初の前菜がきた。
バーニャカウダだ。
これ、大好きなんだ、私。
このソースによってうまいマズイが
はっきり決まるし、
野菜も新鮮じゃないと苦いし、
本当素材!って感じでしょ?