Woman
「自己紹介してなかったね。
俺の名前は、
藤森 裕大(ふじもり ゆうた)。
よろしく。」
どうせもう会うことないだろう…
そう思ったから
私は適当な名前を教えた。
『私の名前は…
″ミク″。』
なんでよりによって″ミク″なんだろう。
本当自分の神経を疑う。
でも酒も入ってるし、
ま、いっか。
その程度だった。
「ミク…か。
アド教えてよ。」
『え?』
「いいでしょ?別に。」
『いいけど…』