Woman






『ありがとう。

そうだね。
私もあの人きっといい人だと思う。


これが恋に発展しても叶うか分からないし
発展するかも分からないけど


優美の言うとおり、ちゃんと恋愛対象として
関わって見る。』


そう言うと、優美は嬉しそうに微笑み


「うん。」


と言った。



『後ね、これはずっとそばで見て来てるから
言うね?


優美はダメ女な訳じゃないよ。

だって優美によって来た男って
みんな何かしらで支えがいる人だったり
甘えん坊だったりでしょ?


暴力振るったりとか、何またも掛けたりとかじゃ
ないじゃん?


それって、優美が頼りになる
優しい人だからじゃない?

そして、優美もほっとけないから
母性本能って奴で好きって
思うんじゃないかな?


だから、きっと優美は
可愛いとかじゃなくて
この人に甘えたいって思える人との方が

あってるんだと思うよ!

優美はそんな人に出会う前に
甘えん坊男子に囲まれるから
気付いてないだけだよ。きっと。

だから、よってくる男は無視!

いいって思った人にGOだね。』


そう言って、笑うと優美は


「ありがとー!

そうなのかな…、

うん、そうしてみるよ!」



といって2人して笑った。


そしてあのサイン…








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