Woman
もちろん、めっちゃ綺麗なんだけど
何でだろう…
なんか素直に綺麗って言って
涼さんたちを気にしている裕大さんをみて
心が少しズキっとした。
『いくつだったかな…
30手前らへんだよ。たしか。』
「へぇ、で、ミクは?」
私が裕大さんと話している間に
三人はニヤニヤとコッチを見ながら
席についていた。
「ミク?」
ミク…?
ミクって誰?
あっ、私か!
そうだ、偽名使ってたんだった。
今度謝らなきゃ。
『ん?』
「そう言えばミクっていくつなのかなって思って。」
『あー。はい、
裕大さんと始めてあった時に
20歳になりました。』
と、ワザと敬語で答えた。