Wonderful DaysⅠ
婚約者
◇
「ふぁ…眠いなぁ……」
欠伸をしながら歩いている私は、学校へ向かって歩いている。
───今日は月曜日───
あの日、魁さん達とご飯を食べて家まで送ってもらったら……
案の定、修さんに怒られた。
そりゃそうだ。
無断外泊で、朝帰りと言うには遅過ぎる午前11時……昼帰りになっていた。
怒る修さんに、魁さんも一緒に頭を下げてくれて
「結城君、本当にマリアがお世話になったね。ありがとう」
お陰で大目玉を食らわずに済んだ……その場では。
魁さんが帰った後に、こってりと絞られて手渡されたのは新しいスマホだった。
機械音痴の私には、到底使いこなせる代物ではない。
それを見越していた修さんが選んだのは
『らくらくスマホ』
私にも何とか使いこなせそうな機種だった。
「ふぁ…眠いなぁ……」
欠伸をしながら歩いている私は、学校へ向かって歩いている。
───今日は月曜日───
あの日、魁さん達とご飯を食べて家まで送ってもらったら……
案の定、修さんに怒られた。
そりゃそうだ。
無断外泊で、朝帰りと言うには遅過ぎる午前11時……昼帰りになっていた。
怒る修さんに、魁さんも一緒に頭を下げてくれて
「結城君、本当にマリアがお世話になったね。ありがとう」
お陰で大目玉を食らわずに済んだ……その場では。
魁さんが帰った後に、こってりと絞られて手渡されたのは新しいスマホだった。
機械音痴の私には、到底使いこなせる代物ではない。
それを見越していた修さんが選んだのは
『らくらくスマホ』
私にも何とか使いこなせそうな機種だった。